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【リビング福岡 2009.12.12 掲載】※情報は掲載日時点のものです

筑豊の炭坑王と柳原白蓮 2人に思いをはせるとき【旧伊藤伝右衛門邸】

飯塚で10年暮らしながら夫・伊藤伝右衛門への絶縁状を新聞紙面に公開し、愛の逃避行を遂げた柳原白蓮。この地で87年の生涯を終えた筑豊の炭坑王、伝右衛門。この2人の息づかいを感じられる場所が、ここ旧伊藤邸です。 明治30年代に建てられ、大正から昭和にかけて何度も増改築された豪邸は、延べ床面積約300坪! 2300坪もの敷地の中には、美しい回遊式庭園も広がっています。 2階に作られた白蓮の部屋は、大きな窓と数寄屋風の造りが特徴。庭園が見渡せるこの部屋は、竹などを使い細部まで丁寧に作られた装飾などから、柔らかい雰囲気がただよっています。「ここで白蓮は何を感じ、どんなことを思っていたのだろう」と考えると感慨もひとしおですね。 このほかに、白蓮の希望で作られた九州初の簡易水洗トイレや、ステンドグラスのあしらわれた応接間などがあり、和洋折衷の調和のとれた美しさが魅力。2人の歴史と暮らしに、思いをはせてみませんか。
2階部分が白蓮の部屋
「石橋文化センター」
TEL:0942(38)72335
久留米市小頭町3-13 さくらビル301
JR久留米駅・西鉄久留米駅から西鉄(営)正午~午後7時、水曜・第2、4日曜休み

大正ロマンの空間で ヘルシーランチ【楠カフェ】

びっくりするほど大きなクスノキの横を抜け、階段を上がっていくと目の前に飛び込んでくる日本家屋。玄関を入ると、着物などが飾られ、大正ロマンの薫りがただよいます。
 オーナーの実家を改装したこのお店は、開店から6年目。県外からも多くの女性が訪れています。着物姿のスタッフと、地元のお米や旬の野菜を使った料理がみんなを迎えてくれますよ。
12月の限定メニューは、「ナスとチーズの鍋焼きカレー」。自家製豆乳豆腐やドリンクなどが付いて1300円です。 窓からは庭と、周囲の自然が見え、ゆったりとした時間が流れます。 「時間を忘れて過ごしてもらえたら」というオーナーの言葉通り、ついつい長居をしてしまいそうです。
「楠カフェ」
TEL:0948(22)1315
飯塚市大日寺1099
(営)午前11時~午後5時(同4時OS、ランチは同3時まで)、夜は前日までの予約で営業、月曜休み

飯塚への愛がたっぷり お土産はこれに決まり!【セゾン】

飯塚の人に、お薦めのお菓子屋さんを聞いたら挙げてくれたのがココ。フランス語で“四季”を表す店名の通り、四季折々のお菓子がずらりと並びます。 特に注目したいのが、地元への愛が詰まったネーミングがかわいい焼き菓子の数々。 炭坑で掘った石炭くずを積み上げた「ぼた山」を表現した「忠隈山」(1個170円)は、 ぼた山の上に雪がうっすらかぶった早春の様子を表現した焼き菓子。 クルミのカリカリッとした歯触りとサクサクとしたパイのハーモニーが絶妙です。 ほかに、石炭をイメージした粒あんが饅頭の中に詰まった「太郎ちゃんまんじゅう」(3個入り315円ほか)や、 ブッセ「いいづ菓子」(1個170円)なども、お土産にぴったり。飯塚を愛して止まないオーナーシェフ杉岡さんがこだわり抜いたお菓子は、どれも格別です。
「セゾン」
TEL:0948(25)2822
飯塚市東徳前12-37
(営)午前10時~午後8時、火曜休み