親子でコミュニケーション術
親子でコミュニケーション術
 子どもたちに日記を書かせています。ある男の子の日記の題名が、「『たいたい言葉』を減らそう大作戦」という変わったものでした。
 「〜したい」「〜したいと思います」という作文は、そう思うだけで何も実現できず、自分の行動に甘さが出てしまうからなくすべきだ、という内容でした。

 人は、その甘い気持ちに押し負けないで、戦う気持ちを持って新しい一歩をふみ出さなければいけない。そして、「〜します」「〜する」とやる気を前面に出すべきだとも書いていました。「するする言葉」と命名していました。その日記をクラスの子どもに読ませました。

 こんな感想がありました。
「確かに、『たいたい』の場合は、「〜したかったです」となりやすく、『するする』だと、「〜した」「〜できた」となるようです。言葉一つでこんなにも違うのかと考えました。私も『するする言葉』で生活します」
 少しずつみんなの様子が変わってきました。言葉で生活が変わってきました。
菊池省三さん

 北九州市立貴船小学校教諭。「授業成立プロジェクト九州青年塾」塾長。平成16年「第1回北九州すぐれた教育実践教員」表彰。著書「どの子も発言ができる授業づくり」(編者、学事出版)ほか


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