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省三先生の学校から学ぶ子育て術
子どもたちにアンケートをとりました。内容は「学校から帰ってお家の人に最初に言われることは?」というものです。
第一位は「学校はどうだった?」。この質問に対する返事は、学年が上がるにつれて「別に…」が多くなっています。答えようがないからです。質問が抽象的過ぎて、何をどのように答えればいいのか分からないからです。
保護者の方から、「学校のことを聞いても会話が成り立たない」といった声をよく耳にします。私もそれが気になったから、子どもたちに冒頭のアンケートをしてみたのです。
「学校はどうだった?」という質問では、先生のことなのか、友達のことなのか…子どもたちは分からないから答えられないのです。だから、投げやりな「別に…」という返事しかしないのです。
もう少し子どもが答えやすい質問をするといいでしょう。例えば「給食はおいしかった?」「天気がよかったからボール遊びをしたのかな?」といった具合に。会話はそこから続いていくことでしょう。相手が答えやすい質問を心がけたいものです。
菊池省三さん
北九州市立貴船小学校教諭。「授業成立プロジェクト九州青年塾」塾長。平成16年「第1回北九州すぐれた教育実践教員」表彰。著書「どの子も発言ができる授業づくり」(編者、学事出版)ほか
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