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Q高い家賃に生命保険…、節約ポイントは?
結婚してから、ずっと専業主婦をしています。月々は10万円の黒字ですが、その分が全て保険の年払いに回ってしまっている状態。夫の給料が下がったこともあり、5年ほど前から、あまり貯蓄ができていません。
生命保険は高めですが、養老保険や年金保険など貯蓄性の高い保険が中心です。ただ、知人づてに次々と加入したこともあり、正直内容はよく分からないところも。保険料が高い割に保障が少ないようにも感じます。見直しが必要でしょうか。  子どもたちがもらうお祝いは、それぞれの口座に貯蓄。習い事は2人共、ピアノ、英語、書道を習っています。
家賃に月7万円払っているので、家を建てた方が良いのでしょうか。特にマイホームの計画はなく漠然としていますが、3000万円くらいの家を建てるのであれば、頭金はどのくらい必要でしょうか。  これから教育費もかかってくるので、節約すべきポイントを教えてください。よきアドバイスをお願いします。
A 多額の保険料で、保障内容もバランスの悪い状況ですマイホームを購入するなら、子どもや夫の保険の減額・解約の検討を
送っていただいた家計簿から年間収支を計算すると約18万円の黒字です。これを妻名義の普通預金口座に貯めているのでしょうね。  5年ほど前から、こうした貯蓄ペースだとか。平成20年、21年、22年と3年連続で、娘さんたちに保険をかけたことが大きく影響したようです。
契約は5歳から7歳の時で、年間保険料は合計44万円! しかも、保険種類は30年満期の養老保険や終身保険です。教育や独立援助に役立てるには、中途解約が必要です。  また、貯蓄性が高い、と信じておられますが、インフレになったら有利とはいえません。しかも、娘さんの養老保険の死亡保険金は700万円ずつで、終身保険は500万円…
一家の大黒柱である夫の死亡保険金の合計が500 万円ですから、アンバランスな状況です。一方で、60歳から60万円、70歳から166万円、75歳から85歳まで106万円の年金が出る保険にお入りです。保険料の支払い額は年64万円と多額です。  あなたの養老保険は今夏に満期で、年13万円の保険料の支払いが終わり満期保険金が出る予定。これでようやく貯蓄が上向きます。
でも、3000万円の家を建てる場合、2400万円のローンを25年返済で組んだとして、毎月返済額は現在の家賃の約1・5倍。しかも、頭金と諸経費で夫婦の貯蓄はゼロになる見込みです。  タイミングをみてお子さんの保険やご主人の年金保険を減額、解約などすれば、より安全に家が手に入ります。ローンを組む際に団体信用生命保険に入れば、夫の死亡保障強化にもなります。しかし、家は大きな買い物なので、ご主人とじっくり検討すべきです。

【リビング福岡2014年03月01日号掲載】