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Q出産を控え、今後のために家計を見直したい
結婚2年目の主婦です。今は夫と2人の生活ですが、今年の春に第一子を出産予定です。  マイホームの購入予定はありませんが、子どもが生まれて少し落ち着いた夏ごろに、今よりも広い家(賃貸)に引っ越ししようと考えています。家賃も1万5000円ほどアップすると想定してます。
できれば子どもが1歳になるタイミングでパートで働こうと思っていますが、出産も育児も、初めてのことばかりなので、スムーズにいくかどうかは分かりません。  年齢のわりに、貯蓄額が少ないのが悩み。これからかかるであろう、教育費や老後の貯蓄…どのようにして貯めていけばいいのか、どこから手をつけてよいのか分からず不安です。
また、保険の見直しも検討中で、あと4年で満期となる夫の生命保険も、死亡保障をもう少し手厚くしたものに加入したいと考えていますが、解約や加入のタイミングがよく分かりません。  出産を控えた今の時期に家計を見直しておきたいと思っていますので、よきアドバイスをよろしくお願いいたします。
A 使途不明金をなくし、支出の実態を把握しましょう保険は同じ会社で見直すなら、契約転換制度を利用する方法も
お便りによれば、夏冬のボーナスから20万円ずつ共済積立に回しているとのこと。毎月6万円の積立分と合わせると、年112万円が確実に貯蓄できているのですね。  手取り年収の2割も貯蓄しているのは、素晴らしいこと。でも、家計管理を強化すれば、もっと貯蓄できるはずです。
たとえば、毎月の黒字分2万円強は何に使っているのでしょうか。ボーナス収支でも、使い道が記録されていないお金が22万円強もあります。それら使途不明金の年間合計は約47万円にも!  いただいた家計データには、医療費や衣服費、交際費などの支出が見当たりませんから、必要に応じてそれらにあてているのかもしれませんね。
家計の見直しにあたり、何にいくら使ったのか、昨年の生活を振り返り、支出実態を把握してください。何にいくら使ったか分かれば、節約方法も浮かぶはず。子どもが小さいうちは貯めどきなので、まずは、使途不明金をなくすべきです。
ご主人の生命保険は、1000万円の死亡保障のある養老保険とか。保険料が安いので、掛け捨ての定期保険特約の割合が高いと思われます。  満期保険金額がいくらか、どんな入院特約がついているかなど、保障内容をしっかりチェックしてください。同じ会社で死亡保障を大きくしたいなら、契約転換制度を利用する方法があります。その場合は必要度の低い特約を付加しないように気を付けましょう。  別の保険会社や共済に魅力を感じるなら、新たな保険契約を先行すべき。保障の空白期間があると危険なので、現在の保険の解約は、新しい保険証券が届いてからにしましょう。

【リビング福岡2014年02月22日号掲載】