> > 高橋伸子さんの家計簿クリニック > 総合 > 快適に老後を過ごすためにはどうしたらいい?
Q快適に老後を過ごすためにはどうしたらいい?
一昨年までは私もフルタイムで働き、夫婦共働きで頑張ってきました。今はパート勤めに切り替え、その分の空いた時間を趣味の時間に充て、充実した毎日を過ごしています。10月までは習い事もしていましたが、今はやめてその分のお金を貯蓄に回す予定です。また、子どもがいないので今後家を買う予定はありませんが、双方の実家に家があります。
家計簿は主人がずっとつけてくれています。家計の管理もすべて主人に任せているので、私はほとんど把握できていません。そのため、今でもフルタイム勤務だった時の感覚で出費をしてしまいます…。
最近、夫婦で将来のことを話し合うようになりました。遺産相続のことや老後をどこでどう過ごすのかなど、真剣に考えていかなければと思っています。夫婦で老後を楽しく過ごすためには、貯蓄はいくらぐらい必要でしょうか。
また、定期預金や外貨預金、株、投資信託など、今は貯蓄を分散させていますが、今後はどのような貯蓄方法が良いでしょうか。  良きアドバイスをよろしくお願いします。
A 希望のセカンドライフを考え、必要な資金の把握を赤字を改善し、時間をかけて貯蓄力・運用力を身につけましょう
50歳前後は、セカンドライフの具体的な準備に着手するのによい時期です。N家のように、夫婦で将来のことを話し合うのは理想的といえます。  あなたは一足早く、外での仕事を減速して、趣味を充実させているようですが、ご主人はいかがですか? 管理職定年もあるかもしれませんし、悩みもあるはず。早期退職や再雇用などの悩みにも耳を傾けてくださいね。
二人ともフルタイムで長く働き、遺産相続もあるなら、よほどのことがない限り、経済的には安泰のはずです。でも、相続の前に、ご両親の介護の問題が控えていることを忘れないでください。  「夫婦で楽しく過ごす」をご希望ですが、親の年齢や体調によっては、自由に行動できない時期があることも考え、旅行計画などを立てましょう。
また、自分たちにも老いは必ず訪れます。どこでどのように暮らしたいか、自分たちが望むライフコースを複数考えてください。  そうすることで初めて、老後資金の目標額や、手持ちの金融資産の運用方針などが決められます。公的年金や企業年金、退職金、夫婦保険の金額を把握することも大切です。  なお、どちらの実家に住むにせよ、リフォームが必要。住まない家は、賃貸に出す、売却するなどが課題になるはず。親や自分たちが希望するのが在宅介護か施設介護かも考慮の上、必要資金を判断しましょう。
それと同時に、赤字慣れしている現状を反省し、小遣いの見直しなど具体的な改善に着手を。株の売却金など余裕資金で、運用のイロハも勉強しましょう。焦らず、時間をかけて、貯蓄力、運用力を身につけることをおすすめします。

【リビング福岡2014年02月08日号掲載】