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Q預金を取り崩す状態、出産に備え家計を見直したい
昨年、妊娠を機に会社を退職しました。現在、夫、私共に小遣いをねん出できておらず、必要に応じて預金を取り崩しています。出産後は出費が増えると思います。
夫は携帯電話を2台所有していますが、1台解約するので4000円程度は節約できそうです。年1回の旅行は、夫の両親が楽しみにしているため、断ることができません。マイカーは持たず、通院や遠出の時には、レンタカーを利用しています。
住居費をうかせるため、市営住宅への入居を希望していますが、いつ入居できるかは分かりません。今後体調の良い時は夫にお弁当を作り、昼食代を削るつもりです。
私も出産後、なるべく早く働きたいと思っています。子どももできればもう1人はほしいのですが、サービス業、事務職など、転職のたびに職種を替えていたこともあり、特に強みになるような経験や資格も無く、再就職について不安があります。
夫の保険は、実家で独身の頃に入っていたものを続けてもらっている状態。私は保険に入っていません。子どもも産まれるため、積立預金もしたいし、保険にも入りたいのですが、今の状態では難しいと思うので、家計診断をお願いします。
A 交際費や雑費など支出を見直し、工夫して節約を児童手当や税の控除による増収分を、子育て費や保険料に充てましょう
2月のご出産とか。楽しみですね。その後の支出増を心配なさっていますが、子育て費については、それほど深刻に考えなくても大丈夫です。  なぜなら、3歳になるまで月1万5000円の児童手当が受け取れます(3歳から中学卒業までは月1万円の予定。第一子・第二子のケース)。それに加え、扶養家族が増えた分、夫の所得税や住民税も安くなり、手取り給与が増えますよ。
そうした増収分は、おむつや離乳食などの支出増に充てるほかは、生命保険料と積立貯蓄に回すことをおすすめします。現在、必要に応じて貯蓄を取り崩している分は、携帯電話代の節約に加え、いろいろ工夫してひねり出しましょう。  今の家計ではマイカーを持たず、レンタカーを利用しているのは賢明。日用品費やレジャー費、交際費、雑費の合計2万7100円も、その気になれば減らせるのでは? 医療費も検討の余地がありそうです。  ともあれ、手取り給与の3分の1が住居費とは重荷です。気を引き締め、財布のひもも引き締めてくださいね。再就職は自分に向く仕事を探して―。
保険はよく調べて対処しましょう。実家でお入りの保険は、被保険者が夫で、死亡保険金の受取人がご両親のようです。「独身時代に入り、続けてもらっている」という文面から、契約者は夫、保険料の支払いは親ごさんが援助、と推察します。  保障内容が良く、継続したい保険なら、ご両親に相談するべきです。保険料を夫が払い、受取人を妻のあなたに変更できるといいですね。契約者が親で、受取人変更をせず継続する場合や、若夫婦にとって魅力の薄い保険なら、新たな保険に加入してください。

【リビング福岡2014年01月18日号掲載】