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Q今の家計でマイホームを購入しても大丈夫?
結婚9年目の2人の子どもを持つ母です。今年は子どもが2人とも幼稚園に通うので、保育料が増えました。来年は長女の卒園でまた1人分に戻ります。
夫の給与は残業によって変わるのですが、最近の平均は24~25万円ほど。子どもたちも大きくなってきたので、そろそろマイホームを検討中です。購入する場合は、頭金などでまとまった現金が必要になると思い、貯蓄は普通口座に入れています。月々の収支は夫の口座を使い、黒字分をそのまま口座に残し、ある程度貯まった段階で貯蓄用の私の口座に移しています。
結婚以来、家計簿をつけながら、このやり方でコツコツ貯蓄してきました。ボーナス時は、夫へ感謝の気持ちを込めてボーナスの1割を夏と冬に渡しています。今年は保育料のこともあり、残業が少ない時には赤字になることも…。このような家計で大丈夫か心配です。
また、マイホームを購入する場合、マンションにするか、戸建なら中古か新築でも迷っています。  選択するポイントや今の家計を節約できる点があれば、アドバイスをよろしくお願いします。
A マイホームは価格や実現時期などを設定し判断を購入資金は普通預金ではなく定期預金で管理しましょう
公営住宅で、家賃が低くおさえられているようです。その効果もありますが、毎月黒字を出す努力をし、ボーナスの多くが貯蓄に回っています。夫婦の金銭感覚が一致していて素晴らしいです。  食費が多めですが、しっかりお弁当づくりをしているためと推察。外食や既製のお惣菜、嗜好品が多くないかをチェックして、節約するかどうかを考えてください。  普通預金に大金が入っていますが、印鑑と通帳の管理は大丈夫?
キャッシュカードが盗難にあった場合と違い、印鑑と通帳を盗まれて預金を引き出された場合、補償を受けられないこともありますよ。  心配はそれだけではありません。ふだんしっかり家計管理している人が、桁の違うマイホーム購入で、衝動買いするケースが少なくないからです。 冷静に判断するためにも大金がすぐおろせないことは重要。マイホーム資金は定期預金にしておくべきでしょう。必要な時にはひと手間かけて中途解約すればいいのです。
気に入った物件が見つかったときは、申込証拠金(5~10万円程度。通常、契約せずキャンセルすれば返金されます)がすぐに用意できればOKです。  預金名義も見直しを。住宅の名義をどうするかにもよりますが、夫名義で貯蓄したほうが税務署から資金出所のお尋ねなどが来たときにスムーズ。共有名義にする場合は夫からきちんと資金贈与を受けましょう。  なお、ローン付きのマイホーム暮らしが安泰かどうかは、価格や実現時期などの条件設定をしなければ判断できません。どこでどんな生活をしたいのかを夫婦で考えることから始めてください。

【リビング福岡2013年12月21日号掲載】