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Q家族が増え、保険や家計のやりくりを見直したい
昨年結婚し、やっと家計が落ち着いてきました。今年出産し、家族が増えたことで、夫婦だけの生活に合わせていた家計で子育てを行うのが不安になってきました。
夫婦とも身内経営の会社に勤めているので、子供が生まれてからも協力するよと言ってくれているのが心強いです。今後、順調であれば、子どもを連れての出勤となりそうです。私の理想としては、1年後くらいから保育園へ預けて今まで通り働くつもりです。あくまでも理想ですが、働かないという選択はありません。
家を購入したのは、私の両親が住んでいる近くのモデルルームがたまたま安く売りに出ていたからです。今後の子育てのことも考え、夫婦で話し合い、購入を決めました。車も燃費の良いものに買い替えました。ボーナスは経営の状況によって出ない場合もあるので、ないものとして考えています。
夫婦で同じ会社で働いているので、会社に何かあった場合の不安があります。保険は夫婦ともに死亡保障が少ないのですが、このままでよいでしょうか。子どもの教育資金は学資保険に入らず、その分貯蓄していこうと思っています。家計のやりくりも含めて、アドバイスお願いします。
A 保険は夫婦の死亡保障を増強しましょう保険会社の得意分野に応じて選択、複数社との契約でリスク分散を
ご出産おめでとうございます。家族が増えた幸せ感の中で、ライフスタイルや家計を見直す必要性に目覚めたのですね。  まず、生命保険についてお答えしましょう。教育資金を貯蓄でまかなうのであれば、いざというときに教育費が確保できるように、夫婦の死亡保険の増強をすべきです。  夫の保険は住宅ローンを組んだ際に入った団体信用生命保険とがん保険だけ、と伺いました。  いざというときにローン返済がなくなり、医療費がかさむがん治療に備えているのは良いですが、妻一人の収入ではギリギリカツカツの生活になるリスクに備えましょう。
現在は共働きで余裕があるので、教育資金+α分として、1000万円程度の死亡保険に入っておくと安心。ケガは妻の傷害保険でカバーできるので、生命保険に病気に備える特約をつけるか、医療保険などに入ることをおすすめします。  妻のあなたはがん保険と終身保険に入っていますが、死亡保障は葬式代程度。父子家庭のリスクを考えて、死亡保障を増強したいところです。
なお、夫婦の勤務先が同じことに不安を感じておられるようですが、今のように保険会社を1社に集中させているのも同様のリスクです。保険は複数社との契約でリスク分散することを検討してはいかが? 保険会社はそれぞれ得意分野があるので、うまく選びわけましょう。  やりくり面では、ボーナスをないものと考え、各種支払いやローンの繰り上げ返済に備えているのは◎。将来的には車の買い替えで貯蓄が激減するおそれがあるので、車の保有を1台に絞れるといいですね。ぜひ検討を。

【リビング福岡2013年04月27日号掲載】