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Q貯蓄ができないのが悩み、どうやりくりすれば…
いつも家計簿クリニックを楽しみに拝見しています。頼れる親も遠方で、共働きをしながら、なんとか家族4人で生活しています。夫の給料も少なく、ボーナスもないので、私の収入と合わせてやっと1人分といったところ。  家計は苦しいのですが、どうしても、あと1人子どもが欲しいです。できれば2年以内に授かることを望んでいます。大きな財産を残してあげることはできそうにありませんが、贅沢はしなくていいので、子どもたちが望む教育は受けさせてあげたいと思っています。
節約のため、公営団地への入居を希望していますが、なかなか抽選に当たらず…といった状況。今後も諦めずに応募していきたいです。  昼食はお弁当を持参、保険は掛け捨てへ、3LDKから2DKへ引越し、車を1台処分、なるべく紙オムツでなく布オムツを使用するなど、できることはやっているつもりです。ほかに改善できることがあれば、アドバイスをよろしくお願いします。
また、株式の購入とネット銀行の利用について興味があります。よかったらそれについてもご教授お願いいたします。
A 給与振り込み銀行で定期預金や積立預金を初めての株式投資は3銘柄くらいに分けて分散投資で勉強しましょう
とても前向きな家計ですね。夫婦で協力して、家計を明るく切り盛りしている様子が目に浮かびます。  車積立や旅行積立など、給料からしっかり準備しているのは立派。家をダウンサイジングし、車の台数を減らしたのも、勇気ある決断でした。  「夫教材費」は、転職に向けた資格取得のための勉強代だとか。学ぶ姿を子どもに見せるのは、何よりの教育です。  もう1人、お子さんを授かりたい、とのこと。兄弟姉妹は子どもに残せる素晴らしい財産です。公営住宅の入居も含め、夢がかなうといいですね。
すでに家計の見直しをすすめているようですが、「保険は掛け捨てへ」とあるのは、妻の保険だけのようです。教育費も夫の老後資金も貯蓄性の高い保険で準備する方針なのですね。  Kさんのことですから、相当に吟味して選んだものと思いますが、保険はインフレに弱い点に留意が必要。物価が上がり、給料が上がった場合は、準備目標額の見直しをしてください。
すでに年収の2倍相当額の貯蓄をお持ちですが、すべて普通預金、というのも検討課題。まずは、給与振り込み銀行で総合口座の定期預金や積立預金をしてはいかが。ネット銀行は比較検討の上で選ぶことが大切です。  株主優待狙いで株式投資も検討中とのことですが、企業業績や経営姿勢、将来性などもしっかりチェックを。  株式投資が初めてであれば、お便りにある投資予算(120万円)をいきなり1銘柄に投資するのは無謀。3銘柄くらいに分けて投資(分散投資)したほうが安心ですし、投資の勉強も兼ねられます。

【リビング福岡2013年11月23日号掲載】