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Q不安な老後と教育資金…節約の方法は?
結婚25年目、家を建てて16年目になります。夫は3回転職をしており、今の職場は6年目です。退職金はあまり期待できないので、今のうちに老後資金も考えておかなくては、と思っています。  夫は年俸制なので、毎月6万円をストックし、子どもの定期代と大学への支払いに充てています。私のパートは日給制で毎月の収入にかなり差があり、平均額を書いています。住宅ローンは固定金利で、あと約1200万円。期間は11年残っています。毎月のやりくりが黒字になることはあまりなく、貯蓄をしかたなくおろしています。
近々、普通車の購入を考えています(240万円)。定額貯金から一部支払い、一部をローンにします。10月から長男の修学旅行積立(教育費のうち1万2000円)がなくなるので、その分をローンに回す予定です。2年後には長男が大学受験です。おそらく仕送りが必要になり、生活スタイルが変わるので、それまでに少しでも貯蓄をしたいです。  不安な老後とまだまだかかる教育資金…今のやりくりで、どこを節約していけばいいでしょうか。もっと効率のよい方法はないでしょうか。アドバイスをお願いします。
A 費目ごとに予算を立て、予算内におさめる努力を今のやりくりでは赤字に、危機感を持って節約にとりくみましょう
毎月一定額をストックして、固定資産税や車関係費、学費などの支払いに備えているのはよい方法です。  でも、1年間のストックの合計72万円に対し、それで支払う予定の支出は約109万円。節約できない支出のようですから、ストック金額を見直す必要がありますね。
まず、毎月のストック金を10万円(年間120万円)にすることをおすすめします。120万円と109万円の差額の11万円は、予備費として家の修繕や家電品のやむをえない買い替えなどに備えましょう。  貯蓄を頑張りたい気持ちはわかりますが、貯めるそばから取り崩すやり方は、お金ではなくストレスがたまるばかり! 夫婦の積立預金を、月9万円から5万円に下げる決断をしてください。
また、今のやりくりでは、毎月5万円貯めても、赤字埋めで2万円以上取り崩すことになりかねません。危機感を持って節約に取り組みましょう。  節約対象の費目をおたずねですが、口座引き落としの支出以外は、ほとんどが1万円単位で計上されています。おおよその支出額を書いたのかもしれませんが、これでは問題点が見えません。  費目ごとに無理のない予算を立てて、予算内におさめる努力をしてください。家計簿記帳が苦手なら、費目ごとの袋分け管理でもOKです。娯楽費や被服費、交際費など、月ごとにバラツキが大きい費目は、年間で予算管理するほうがよいかもしれません。  なお、将来に不安を抱えているのに、240万円の車を買う計画は無謀に思えます。月1万2000円の修学旅行積立分は、車のローン返済でなく、貯蓄に回すべきでは?

【リビング福岡2013年10月19日号掲載】