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Q浪費のツケを取り戻すには、どこを見直せば?
結婚して2年目の夫婦です。夫婦ともに浪費が多く、貯蓄が少ないまま結婚。年齢の割には預金がありません。11月には子どもが生まれる予定なので、出足が遅いのですが、今からいろいろと改めていきたいと考えています。
夏のボーナスで、エアコンとパソコンを購入したので、預金が減ってしまいましたが、当面は大きな出費の予定はありません。また、車や家電など大きな買い物の際は、現金で買うようにしているため、現在抱えているローンもありません。
夫はマイホームの購入を検討したいと言っていますが、今後は子どものための教育費も必要となるし、年齢的に義父母や両親の将来のことにも不安があります。出産にあたり仕事を辞めることになるので、私の収入分が減ってしまうのも心配です。
自分たちなりに夫婦で家計の見直しをしたのですが、ほかに見直すべき点がありますか? どう見直し、どのように貯蓄したらよいでしょうか? また、マイホームは購入しても大丈夫でしょうか。  漠然とした内容の相談で申し訳ないのですが、よきアドバイスをよろしくお願いいたします。
A 黒字を貯蓄に回し、中長期のライフプランの検討を雑費、日用品費、レジャー費の2~3割カットを目指しましょう
出産を控えて、保険を中心に家計を見直したとのこと。掛け捨てタイプにして、保障を充実させたようです。保障と貯蓄を切り離し、マイホームの自己資金作りに励むのは合理的な選択でした。大型耐久消費財を現金買い、というのも◎。住宅ローンが初めての借金、という理想的なコースを歩み始めています。
家計簿を拝見すると、あなたが出産退職しても、家計は大丈夫。毎月の黒字幅は縮小しますが、黒字を貯蓄に回せば、手取り収入の2割以上の貯蓄率がキープできそうです。  お金が貯まり始めると、一日も早くマイホームがほしくなるかもしれませんが、焦りは禁物。なぜならば、お子さんが生まれるとライフスタイルが変わるからです。  お子さんをどこで、どのように育てるか、子育てしながらじっくり考えることをおすすめします。お子さんの数や、あなたの再就職も視野に入れて考えるべきでしょう。
お便りによれば、夫婦とも一人っ子だとか。しかも、夫の両親は80歳代で入退院を繰り返しているようですから、サポート態勢も考慮に入れる必要があると思います。ご実家の建て替え、という選択肢もあるかもしれませんね。夫婦でよく話し合って、中長期のライフプランを練ることをおすすめします。  なお、追加的な家計の見直しとしては、外食費、携帯電話代、日用品費、雑費、レジャー費の5費目にメスを入れましょう。雑費に入れている衣服費、化粧品代、美容院代は、計画的に支出してください。雑費、日用品費、レジャー費を合わせて現在月5万円の出費は、年間で60万円にも。工夫して、2~3割カットを目指しましょう。

【リビング福岡2013年09月14日号掲載】