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Qこのままで、娘の学費は捻出できる?
結婚25年目の主婦です。持ち家に住んでおり、住宅ローンも完済しているので、家賃はかかりませんが、そろそろリフォームなどのメンテナンスが必要になってきました。昨年、車を現金で購入したため、ローンはありませんが、貯蓄が減ってしまいました。
上の子どもたちは、就職し自分の道を歩きはじめ、次女の大学進学を残すばかりとなりました。長男は独立して1人暮らしをしています。次女は、県外にある4年制の私立大学を希望していて、なるべく本人の希望をかなえたいと思っていますが、卒業するまで、学費や仕送りの工面ができるか心配です。今の計算でいくと、学費用の定期預金(次女定期預金で記載)も1年目で無くなってしまいそうです。
夫が現役で働いている間は良いのですが、このままいくと娘が大学2年生の時に定年を迎えます。私もパート勤務をしていますが、定年後に夫の収入が見込めなくなり、私の収入だけで大丈夫かどうか不安でいっぱいです。  何か見なおした方が良い点や試みた方が良い得策がありましたら、よきアドバイスをよろしくお願い致します。
A 今後の支出を把握し、収入予測を立てましょう黒字分は専用口座で管理、夫婦の保険内容のチェックも必要です
住宅ローンの完済、お子さん2人の独立、おめでとうございます。いろいろ工夫してやりくりなさってきたようですね。  今後の課題は、次女の大学進学と、家のリフォーム、夫の定年後の生活。県外の4年生私大に進学予定の次女には、教育が“親が遺せる財産”“自立の応援”であることをしっかり伝えましょう。長女の子ども保険の満期金は結婚費用などに充当する予定でしょうか。3人のお子さんそれぞれにかける費用について、将来的に争いが起きないよう配慮することも大切。長女に生活費を入れてもらうことも検討を。
定期預金と子ども保険、親の収入でまかなえない次女の教育費については、すでに計算済みでしょう。リフォームの予定金額、年金で不足する老後生活費など、これからの支出についても把握を急いでください。その一方で、夫の退職金と公的年金の受取予定額など、これからの収入予測を立てましょう。あなたのパート収入増、夫の転職や、子どものアルバイトの可能性なども加味してはいかが?
当然ながら、家計の見直しにも着手を―。心配しても始まりません。冷蔵庫や食品庫のチェック、通信費の明細の解明、被服の持ち数調べと着回しの工夫などで、意外な節約ポイントがみえてくるものですよ。  毎月とボーナスの黒字の行方の追跡も必要です。普通預金口座にプールする形では、なし崩し的に消費する危険あり。黒字分を専用口座にプールして管理しましょう。  夫婦の保険は内容が不明ですが、契約当初と今ではニーズが違ってきているかも…。金額が大きいだけに、早めのチェックをおすすめします。

【リビング福岡2013年08月31日号掲載】