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Q現在育児休業中、今後の家計のやりくりは?
結婚4年目。今年長男が生まれ、現在育児休業中です。給付金は月約7万円入る予定ですが、まだ振り込みがないので赤字の状態。夫の収入だけでは厳しい状況のため、子どもが1歳になる前に復帰するつもりです。
ただ、復帰してもパート勤務になるため月7~8万円の収入となり、保育料の支払いを考えると3万円のプラスにしかなりません。今の会社ではパート化を進めているので、社員に戻るのは難しそう。先々は管理栄養士の資格を生かし、転職も視野に入れていきたいです。
夫の生命保険は、親の知人から加入しており、内容や金額も把握していないので、きちんと説明をしてもらう予定。他、学資保険はトータルで約180万円給付されるタイプに加入しています。
また、保有している軽自動車は7年乗っていて、実家へ帰省する際の長距離運転を考えると、できれば普通自動車へ乗り換えを希望しています。  今後あと1、2人は子どもも欲しいのですが、お金のことを考えると悩むところ。節約できる点、お金をためるポイントを含め、よきアドバイスをお願いします。
A 生命保険や通信関係費の見直しをおすすめします節約には限界があります、できれば正社員でチャレンジを
育児休業給付金の支給申請ができるのは、育児休業を開始してから2か月経過後。申請期限は育休開始4か月後の月末までです。  すでに申請済みと思いますが、期限を過ぎると過ぎた部分に関しては支給されません。老後の年金も含め、社会保障は「申請なくして給付なし」と覚えておきましょう。  それと、支給まで無収入の期間があることは、見落とされがち…。また、出産を機に、正社員から契約社員やパートに変えようと悩む人が少なくないようですが、正社員で頑張ってほしいです。
早期復帰もよいと思いますが、子どもが小さいうちは、突発的なお休みをとらざるを得ないケースがあるのは、正社員もパートも同じ。正社員のほうが働きがい、収入、身分ともに格段に恵まれていますよ。  「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」で、正社員で復帰して時短勤務するよう守られています。正社員からパートへ、といわれたら、労働基準監督署に相談してみてはいかが。転職も一つの選択肢ですが、貯蓄をふやしたいなら、正社員にとどまってチャレンジしたほうがいいでしょう。
生命保険の保障内容を把握することは大切。できればセカンドオピニオンも求めて、義理人情にとらわれず、自分たちにあった保険への変更も視野に入れるべきです。  通信関係費の見直しもおすすめします。職場復帰すれば、テレビの視聴時間もぐっと減るなど、ライフスタイルにフィットさせましょう。  とはいえ、節約には限界があります。“稼ぐに追いつく貧乏はなし”を肝に銘じて前進あるのみ!

【リビング福岡2013年08月03日号掲載】