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Q出産のため退職、今のやりくりでは不安です
結婚3年目、出産のため昨年退職しました。夫は独身時代に散財しており預金ゼロからのスタート。結婚式費用などは私の預金でまかないましたが、共働きで私も25万円程もらえていたので、ドンブリ勘定でも3年弱で300万円程貯蓄できました。
昨年9月に家を購入する際、頭金無しでローンを組みましたが、こまごまとした出費で貯蓄をかなり使いました。また夫の車が大きな車で燃費も悪かったので、説得し軽乗用車の中古を現金で購入しました。  お互いの年齢的にも無理せずに夫婦2人でも楽しく暮らそうと言っていたら、思いがけず妊娠。職場の性質上続けることができず退職。携帯電話はお互いの母親の分も独身時代から負担しています。
夫は60歳定年ですが、その前に段階的に給与は減るそうで、退職金も当てになりません。住宅ローンの繰り上げ返済もしたいのですが、預金がいくらあれば返済にまわせるのか、子供が生まれたら出費も増えると思うと今のやりくりでは不安です。出産後1年は子育てに専念したいと思います。  家族構成が変わるので、保険の見直しも考えています。貯蓄と繰り上げ返済はどちらを優先させたらいいでしょうか。
A 今は貯蓄に専念、計画的に貯めましょう金利が上昇したら繰り上げ返済の実行を、保険の見直しも必要です
結婚、マイホーム取得、妊娠と、ここ3年、うれしいことが続きましたね。   ご主人は独身時代のクセが抜けないようですが、お子さんが生まれれば一家の主としての自覚が増すはずです。あなたが先導しすぎず、今のうちから「どうしたらいいかしら?」と甘えて相談するようにしてはいかがでしょう。  貯蓄か、繰り上げ返済か、のおたずねについては、「今は貯蓄に専念することが大切」とお答えいたします。
しばらくは住宅ローンを家賃と思ってコツコツ払いつつ、今のペースで貯蓄に励んでください。子育て費は扶養控除や児童手当などでまかないましょう。   貯蓄の目的は、お子さんの将来の教育資金。定年時にまだ高校生ですから、優先度1位です。  車がどうしても必要なら、その分も計画的に貯めるべき。子ども中心の生活になりますから、レジャーや酒代を減らして備えましょう。
そのほかに、1年分の生活費相当額の貯蓄は持っていたいですね。現在の貯蓄はそうした不時の備えと考えて維持することをおすすめします。  繰り上げ返済ももちろん視野に入れるべきです。変動金利なので、金利が上昇したら一部繰り上げ返済を実行できるよう、共働きを再開しましょう。  そのためには自己投資も必要。子育てしながら、どんな仕事をしようか考えてくださいね。夫に家事育児を分担してもらい、外に目を向ける時間を作ることも大切です。  保険については、メモを拝見する限り、夫婦とも見直し余地があるように思います。複数の保険代理店に提案してもらい、比較検討して納得のいく見直しをしましょう。

【リビング福岡2013年07月27日号掲載】