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Q結婚後の新生活に向け、見直すべき点は?
今年2月に結婚しました。今年の9月に結婚式を挙げるのですが、その際に一括で350万円ほど事前に支払うことになっています(ご祝儀で約200万円戻る予定)。  現在の住居は夫の独身時代の住まいなので、結婚式終了後に引っ越ししたいと思っています。そのため住居費は1万円~2万円上がる見込み。税金が上がる前に、中古マンションか戸建を購入も検討したいのですが、預金額が伸びません。しばらく賃貸で過ごして頭金をためるか、今のうちに手が届く物件を購入するか迷っています。
再来年には出産できたら…とは思っていますが、産休がないため夫だけの給料で生活しなければいけなくなるのが不安です。  夫の貯金から139万円の中古車を購入したため、貯蓄額が少なくなっています。保険については、妻は更新型から今の保険(入院日額5000円、先進医療特約、三大疾病診断特約)に変更。いずれは死亡時収入保障の保険に入りたいと思っています。夫は持病があるため、更新型を解約したいのですが、なかなかうまくいきません。  生活費の無駄な点、保険の見直す点、住宅購入の時期について、ご教授をお願いいたします。
A 新婚時代は二人の金銭感覚を一致させる大切な時期自己資金が少ない段階でのマイホーム購入は避けるべきです
新生活を先にスタートさせ、これから結婚式・披露宴、転居なのですね。  マイホームが欲しい気持ちはわかりますが、消費税や金利上昇などの情報に踊らされて、自己資金が少ない段階で購入するのは避けるべきです。  しばらくは賃貸で過ごして頭金を貯めるのがいいでしょう。新婚時代は二人の金銭感覚を一致させる大切な時期。妻がしっかりしすぎて、夫が頼りっきりになるのも考えものですし…。  力を合わせて出産育児を乗り切るほうがマイホームより先になっても問題はありません。それはそれで意味のあること。一人分の給料で生活できれば、ローンの返済にも自信がつきますよ。
でも、産休がない、は誤解では? 産休と育児休業の制度は、法律で規定されています。勤務先の福利厚生制度を含め、よく調べましょう。  また、夫の持病の件も要チェック。住宅ローンを組む際に団体信用生命保険が組めないケースがあるからです。一社で断られても、別の銀行でOK、ということもあるようですから、粘り強く調べましょう。  これは一般の生命保険も同様です。ただし、別の保険に入り直せても、制限付きの契約になる、保険料が割高になる、といったケースがあります。現在の保険も更新時期は5年後ですから、判断を急がずとも大丈夫です。
なお、更新型がいやなようですが、更新型には若いときに安い保険料で済むのと、病気でも無診査で更新できるメリットがあります。更新時の保険料アップを脅し文句にした乗り換えセールスには気を付けましょう。共働きなので、妻にも死亡保障はある程度必要です。妊娠前に検討を。

【リビング福岡2013年07月13日号掲載】