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今さら誰に聞いたらいいの…?そんな暮らしのマナーにまつわる疑問に答えていくコーナーです。今回のテーマは「初盆・新盆法要」。分かっているようで意外と迷うマナーについて紹介します
今回のテーマ 初盆・新盆法要~訪問&迎え入れ~
初盆・新盆に招かれたら…

◆のし袋の表書き、水引き、金額

 初盆(はつぼん)・新盆(にいぼん)は、四十九日が過ぎてから初めて迎えるお盆。仏教の場合、四十九日を過ぎるとのし袋の表書きが変わります。不祝儀を送る場合、表書きが「御霊前」から「御仏前」「御佛前」になります。水引きは、銀、黄白の結び切りを。

 のし袋に入れる際の札の向きに関しては諸説ありますが、「新札は使わない(もし新札を使う場合は折り目をつけてから入れる)」「4枚、9枚といった枚数が『死、苦』を連想させるためさける」という2点を守れば、失礼にあたることはないでしょう。初盆の香典の相場は関係性にもよりますが、5000円~1万円のようです。

◆不祝儀袋の包み方・出し方

 のし袋は袱紗(ふくさ)に包んで持参するのが正式なマナー。袱紗がない場合は、白、黒、グレーなどのハンカチで代用しましょう。  包み方は、以下の通り。①ひし形に袱紗を置く ②中央にのし袋を置く ③袱紗を右→下→上→左の順にたたむ。

 先方へ渡す際には、袱紗から出し、受け取る人から見て正面になるよう向きを変えてから渡してください。

◆服装について

 初盆に招かれた場合には、略式喪服を着用するのが正式なマナーですが、最近では地味な平服で参列することも多くなってきました。一周忌以降は、地味な服装であれば平服でもOK。ただ、女性は素足ではなく、黒いストッキングを着用しましょう。

施主として…

◆服装について

 施主や親族は、喪服を着用する場合が多いようです。男性はブラックスーツ、女性は黒のワンピースやアンサンブルが一般的です。

◆参列者へのお返し

 不祝儀のお返しとして、引き出物も用意しましょう。のしの表書きは「志」「粗供養」など。下段には、施主の氏名を書くか、もしくは○○家というように施主の家名を書きます。

 予算は、不祝儀金額の1/3〜半分が目安。品物は、“もらってムダにならないもの”がお薦め。調味料やお菓子などの食品や洗剤などの消えもの、タオルなどが人気のようです。

教えてくれたのは…
「フィニッシング・スクール  セルフィン」代表
ビジネスマナー&ソーシャルマナー講師、イメージプランナー
徳永順子さん

リビング北九州2015年8月1日号掲載