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今回のテーマ【住まい】
  • Q
  • マンション住まいで窓を開けたいのですが、ベランダでタバコを吸っているのか、どこからか煙が入ってきます。かなり臭くて窓を閉めなくてはならないのが苦痛。子どもには嗅がせたくないし、困ってます。(るんるん・42歳)
  • A
  • まずは、マンション管理組合に 働きかけの依頼を

 あなたのマンションの管理規約や細則を確認してください。おそらく「ベランダ禁煙」の規定はないのでは。その場合、理事長にお願いして次のことを行ってもらいましょう。

 まず「ベランダの喫煙は、他の居住者の健康に影響がありますのでご遠慮ください」と掲示板で告知。それでも続く場合は、理事長や管理会社が喫煙者宅を訪問し、「受動喫煙防止は社会の風潮にもなっています」と喫煙者にもよく理解してもらってください。

 なお、「ベランダ禁煙」が規約になければ、管理組合としてこれ以上の対応は困難でしょう。対処するには、管理規約か使用細則に「共用部分での喫煙禁止」の規定を設けてもらってください。ベランダはあくまで共用部分。居住者はそれを専用使用しているだけなのです。

 このほか、組合員が個人で裁判所に訴えることはできます。名古屋地裁で「ベランダ喫煙で上階の居室にたばこの煙が流れ込み、体調が悪化し精神的、肉体的損害を受けた」として不法行為に基づく損害賠償を請求した例があります。

 判決では、上階の居住者に著しい不利益を与えていると知りながら喫煙を続けたのは、禁煙規定がなくても不法行為に当たると指摘があり、5万円の賠償を命じられました。

NPO法人福岡マンション管理組合連合会理事長・マンション管理士
畑島義昭さん

約600のマンション管理組合が入会する連合会で、所有者・居住者からの相談受付や管理組合運営を全面的にサポート。マンション管理に関するセミナーも開催中。詳しくはHPで。
http://www.fukukan.net/