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Q独身一人暮らしの車所有・保険・貯蓄について
3人の子どもの母です。現在、駐車場代込みで割安な家賃のため助かっていますが、近いうちに値上がりする予定。その分、家計を引き締めなくては…と思うのですが、なかなかうまくいきません。
今のところ、家を建てる予定がないので、マイホーム購入の貯蓄はしていませんが、昨年、普通車を購入したため預金が減り、不安になり毎月積み立てを始めました。
夫のボーナス支給は、これからも見込めないので、年払い分は毎月積み立てをして備えていますが、子どもたちが成長し、塾の費用などの支出が増えてくると、今のままの家計で大丈夫なのか心配です。
そこで、私の収入を増やしたいとも考えたのですが、昨年病を患ったため、勤務時間を増やすとまた体を壊すのでは…と思い、しばらくは今のままでいようと思います。  まずは、できることからと、水道光熱費を節約するよう取り組んでいますが、このほかはどこをどうやりくりしていけばよいのかと悩んでいます。保険の見直しもプロに相談したりもしたのですが、よくわかりません。よきアドバイスをよろしくお願いいたします。
A 毎月の黒字分をストックし計画的に使いましょう貯蓄率としては優秀、夫の変額終身保険は契約内容の再確認を
3人のお子さんを育てながら、上手にやりくりしていると思います。健康に配慮して、パートの勤務時間をふやさないことには賛成です。  年払いなどに備えて、自前のボーナスづくりにとりくんでいるのは感心。年払い積立分は年間合計で55万円強ですが、それに対する支出は約27万円。年間で28万円ほどの黒字が出る計算です。ということは、この部分の管理をしっかりやれば、貯蓄がふえます。ただ、忘れてはいけないのは車検関係費用。この分をしっかりストックすることを忘れないようにしましょう。
目先の課題は家賃の上昇ですね。月1万1800円のアップだそうですが、幸い毎月の家計は黒字です。値上げにより、毎月の黒字が1万6000円弱になりますね。  これまでは毎月の家計の黒字分を臨時出費やレジャーなどに充ててきたとか。その原資が大きく減るわけなので、余ったからとすぐには使わず、半年分をストックしてから計画的に使うことをおすすめします。
交際費や衣服費が見当たりませんが、日用品費や医療費は袋分け的な予算管理をしていて、それらの黒字でまかなえているとのこと。さすがのやりくり手腕です。  貯蓄でお悩みですが、保険料の中には学資保険等も入っているとのこと。それと毎月の預金積立、財形貯蓄を合わせると、年間の固定貯蓄額は48万円。年払い積立の黒字分も加わるので、貯蓄率としては優秀ですよ。  保険でしっかりおさえておきたいのは、夫の変額終身保険。株や債券価格、為替の変動により死亡保障額が変動するタイプかもしれません。契約内容を再確認しましょう。

【リビング福岡2013年04月06日号掲載】