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Q障害年金と預金での生活、見直すべき点は?
1年ちょっと前に再婚した、そううつ病を持つ専業主婦です(20代前半に発病し、働けなくなりました)。現在、夫はうつ病の持病を持ちながら、就職活動中です。今は2人の障害年金と、再婚前に貯蓄してあった預金で生活しています。夫が将来就職した際、給料は手取りで10万円くらいだと予想しています。というのも、求人はほとんどが介護関係で相場がこれくらいだからです。
家族3人にしては食費が高いように思え、また、携帯電話代も少し多いように感じますが、友人たちとのメールが私の元気の素となるため手放せません。
私の生命保険の額が高いのですが、発病前に入ったもので、入退院を繰り返す病気がある今ではもう加入できる保険がないと思い、解約・見直しできずにいます。子どものため、18歳満了の養老保険に加入。不調の際、言われるがまま加入してしまいました。  夫の実家から「困った時は遠慮なく…」と言われていますが、頻繁にお金の援助を頼むことはできません。このままでは預金も底を尽き、生活していけません。どうかアドバイスをお願いいたします。
A 当面は食費の節約で、赤字ゼロを目指しましょう生命保険は現状維持でOK、貯蓄は必要に応じて使っていけば大丈夫です
確かに食費が多めですね。外食回数や、出来合いのお惣菜の購入をチェックしてみませんか。  外食回数を減らす、家にある食材を使い切るなどの工夫で、支出減らしに挑戦しましょう。  おやつも、簡単なものを手作りしてはいかがですか。お嬢さんと一緒にホットケーキやゼリー、プリンなどを作るのも良いと思います。
通信費は自分の小遣いと割り切りましょう。ただ、携帯電話代とは別の通信費支出がありますね。家にいる時間が長いのであれば、パソコンで通信したほうが安くつくかもしれません。  携帯電話代を含め、通信費全体を安くすませる方法を、友人に相談することをおすすめします。  あなたの生命保険の掛け金は気にするほど高額ではありません。終身保険なので現状維持でいきましょう。養老保険は、被保険者がお子さんですね。18歳時に満期金が受け取れるので、問題ないと思います。
とにかく、今は治療第一で暮らしましょう。当面は食費の節約で、赤字ゼロを目指してください。  貯蓄が底をつくのをご心配のようですが、家計簿をみる限り、突発的な支出以外は預金を取り崩さずにすむようです。  貯蓄も700万円以上あるので、これを大切に守りながら、必要に応じて使っていけば大丈夫。
なお、二人とも以前は定職について、年金保険料を払っておられたのですね。その結果、障害年金給付が受けられて、ほんとうによかったです。  今後、ご主人が就職なさり、月10万円の勤労収入が得られれば、家計に余裕が持てます。家族で助け合って、これからの生活を切り拓いていきましょう。

【リビング福岡2013年03月23日号掲載】