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Q結婚式のために蓄えたいけれど…
昨年結納を済ませ、もうすぐ結婚を予定。具体的な日程を検討中で、年内には…と考えています。婚約者とは、現在一緒に暮らし、家計の管理もしています。
最近、婚約者の蓄えを聞いてびっくり。結婚式を挙げられるかどうか不安になってしまいました。できるだけ、お互いの両親に金銭的な負担のないよう、結婚資金は自分たちで準備したいと考えているので、今からでも地道に貯めていこうと相談し、毎月少しずつですが、結婚式のために積み立ています。
私の両親からは、夏ごろには式を挙げてほしいといわれていますが、今のままでは難しい状況です。  もう少し月の積立額を増やしたいと考えているのですが、悩みの種は婚約者のお小遣い…。趣味にお金を使ってしまい、お小遣いが割高だと感じています。でも、なかなか節約するようにお願いができません。何か上手なお願いの仕方があれば、アドバイスをよろしくお願いします。  また、お小遣い以外でも家計について、上手な貯蓄方法やもっと引き締めたほうがよいポイントなどがあれば、アドバイスお願い致します。
A 家計の実態を整理し、小遣いは収入の1割に支出をカットし毎月6万円を貯蓄、結婚資金に充てましょう
金銭感覚の不一致は辛いですね。今のうちになんとかしたい、というSさんの悩みが痛いほど伝わってきます。また、親に負担をかけたくないという姿勢は、とても立派。そのように育てたご両親であれば、結婚式の延期もわかってくださるでしょう。  最近は、ウエディングケーキ入刀を「新郎新婦の初の共同作業」という表現をあまり耳にしなくなりました。挙式・披露宴の準備、新居のしつらえなどの共同作業を通して、家庭の文化やルールが築かれるのですから。
お願いの仕方のご指南まではできませんが、家計の実態と今後の計画を、きちんと整理した数字で示して、理解納得を求めるといいでしょう。たとえば、お小遣いは各自の収入の1割とするのが世の中の標準と伝え、あとは家計費(共同費)としてあなたが一括管理してはいかがですか?  収入がふえれば小遣いもふえる形なので、意欲的に働けるはず。そのほかに、ボーナスの1割を特別小遣いとし、互いの趣味費に充てる形が健全です。そうしないと、将来的に車の維持、買い替えはできなくなります。
小遣いでまかなえない交際費など、仕事上必要な経費は、できれば前月に申告し合って予算化し、実費払いとします。そのための原資として、ボーナスから年間10万円を予備費としてストックしましょう。  また、日用品、交際、レジャー、被服費の合計額4万5000円は使いすぎ。ここで1万円をカットしてください。  以上のようにすることで、毎月6万円の貯蓄が実現。これとボーナス貯蓄(約22万円)をあわせれば、結婚式とその後の蓄財の道筋がつきます。

【リビング福岡2013年03月09日号掲載】