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Qお金の管理が苦手、今後どうやりくりしていけば?
お金の管理が苦手で主人に全てまかせていましたが、7年前に突然他界。私が管理することになりました。家計簿はつけていないので、食費、外食費等、細かいことは分かりません(右記は目安)。口座の中にある分でやりくりしています。夫の会社からの遺族年金を別口座にして、なるべく使わないようにしているのですが、突然の出費などで残りません。
今年長女が高3になります。家から通える短大に行きたいと言っているので、もしそうできたら、学資保険は長女の結婚資金に充てたいと思います。次女は教育費用がかさみがちで、今年は国際交流プログラムに参加する予定もあります。
今は5時間勤務ですが、次女が中学に入ればもう少し長く働けると思います。8時間勤務になれば社会保険が出ます。しかし、収入が上がると国民健康保険料も上がるらしく不安です。扶養範囲の問題も私には当てはまりませんが、健康保険料を抑えつつ、なるべく収入を増やすにはどういった方法があるでしょうか。  また、よく分からずに契約してしまったのですが、値下がり中の投資信託は売ったほうがよいのでしょうか。
A 毎月積み立てし、自前のボーナスを作りましょう投資信託は損益を計算し、時価評価してみるべきです
応募にあたり、通帳などを調べて、金額がわかる支出を書き出してみたようです。家計簿をつけられなくても、最低でも年に1回は家計状況を把握すると安心です。  Kさんの場合、毎月の収支がほぼトントンだそう。ですので、家計簿も雑費で調整していますが、ボーナスがないので、税金や帰省費などで年間30万円ぐらいの貯蓄取り崩しが発生していることになってしまいます。  そうであるなら、食費や衣類・美容費、雑費をぐっと引き締めて、毎月2万5000円ずつ積み立てて自前のボーナスを作り、貯蓄を取り崩さないようにしましょう。
あるいは、投資信託の分配金で、税金などがまかなえているのかもしれません。そうであれば、運用収入をきちんと把握して計上してください。  投資信託が値下がり中とのことですが、貯蓄残高の投資信託の金額は投資した金額ですよね。海外の株や債券に投資するタイプなので、為替変動の影響を強く受けます。昨年秋からの円安で為替差益が出て基準価格が上昇に転じ、損益がプラスになっている可能性がありますよ。この際、時価評価してみるべきです。
そして、これまで受け取った分配金も含めた損益を計算しましょう。やり方がわからなければ、金融機関に問い合わせてください。 自分で目論見書や運用レポートを読んでも、内容がチンプンカンプンかも…。そうであれば、リーマンショック時より相場が回復したことに満足して売却し、勉強してから投資し直すのがよいでしょう。  なお、社会保険に加入すれば国民健康保険ではなくなります。どんどん働いて問題ありません。

【リビング福岡2013年03月02日号掲載】