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Q節約ポイントとお金の殖やし方を知りたい
結婚して5年。転勤族で、2~4年ごとに転勤があります。その際、引っ越し費用は一応出るのですが、全額ではありません。結婚後は2回の転勤で、1回あたり約25万円が実費に。
夫の携帯電話代2台分(約1万800 0円)、生命保険料(1万5000円)、車の保険料(年間約14万円)は、夫の両親に払ってもらっています。  どちらの実家も遠く、両親が近くにいないため、子どもの保育所の送り迎えをしながら家事や仕事の両立で精一杯。今より勤務時間を増やすとなると、子育てにも影響が出ないかと不安です。あと1人は子どもが欲しいので、将来的には正社員で働くことも考えています。
子どもだけでなく、自分たちの貯蓄も増やし、両親からの援助もなくしていかなくてはなりません。食費や水道光熱費、レジャー費などはもっと減らせないかと思うのですが、難しいです。  株などの金融商品にも興味があるものの、手を出してもいいものか悩むところです。節約ポイントとお金の殖やし方のアドバイスをお願いします。
A ボーナス支給後、すぐに一定の金額を定期預金へ資金も知識も乏しいのに投資に手を出すのは絶対にダメです
転勤族は大変ですね。ご両親は遠方で手伝えない分、経済的援助をしてくれているのでしょう。  ボーナス支出は車関係しか記載されていませんが、帰省費や交際費もかかっているはず。それらも書き出した上で、必須支出に○、節約対象に△をつけて、次年度は予算削減にチャレンジすることをおすすめします。  ボーナスからの貯蓄は、夫名義にするそうですが、現在は残高ゼロ。「余ったら貯蓄」の方式をとっているのと、普通預金口座にしているせいと思われます。  解決策としては「ボーナスの3分の1を夫名義の定期預金にする」といったルールを決めること。そして、支給後すぐに預金してしまいましょう。
ところで、Wさんに限らず、夫の貯蓄がゼロ、という家計を見ることが多くなりました。本人確認法により、本人でないと新規口座が開けず、定期預金が解約できないので、家計管理の都合上、妻子名義で貯蓄しているのかもしれません。でも、世帯主の貯蓄がまったくないのはいびつ。平日休暇の日に一緒に金融機関に行くとか、夫自身が口座を開いて家庭でインターネット取引ができるようにするなど、工夫してください。
節約に関しては、メリハリをつけましょう。知らない土地で見聞を広めるのは、転勤族ならではの楽しみですから、月1万円のレジャー費は削れないかも…。そうであれば、外食もその範囲で楽しむことにしませんか。  貯蓄が極端に少ないので、180万円の自動車ローンを返すまで、家では禁酒するぐらいの覚悟も必要。資金も知識も乏しいのに、株式投資やFXなどに手を出すのは絶対にダメですよ。

【リビング福岡2013年02月16日号掲載】