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Q子どものため、どれくらい貯蓄が必要?
「家計簿クリニック」をいつも楽しみにしています。相談してみたいと思い続けて何年も経ち、ようやく勇気を出して手紙を送ることにしました。  実家の土地に5年前に家を建て、父にローンを借りてもらって、家賃のように毎月支払いしています。最近契約を継続したばかりで、固定金利5年で1・8%です。次回の見直し時には、変動金利にしたほうがよいのか迷っています。
今乗っている車は6年目なので、2~3年以内には、中古で買い替えようと思っています。  児童手当はそのまま預金しています。学資保険などをしていないので、子ども2人に必死で預金をしてきました。子どものために、どれくらい貯めればよいのでしょうか。
保険は掛け捨ての安いものしか入っていないため、手薄な気がしています。貯蓄は、定期預金だけでいいのか。今の年齢に見合った貯蓄額なのかも気になります。毎月の支出もゆるくなってきている気がするので、ご指摘してくださると助かります。  アドバイスよろしくお願いします。
A 教育資金の目標は進路と収入の見通しによって決定を夫の生命保険を強化し、毎月の黒字とボーナスの使い方も見直しましょう
実家に家賃をきちんと払っているのは優秀。結婚資金も二人でため、その後もコツコツ貯蓄し、自立した家計を営んでいるのはお見事です。  父親名義のローンの件ですが、金利は上がったり、下がったりするもの。切り替え時の金利水準と、その先のトレンドを見通して、将来的に判断するしかありません。利用中のローンの規定や約款の中身を理解することと、金利の勉強をして5年後に備えることをおすすめします。
お父さんがもしもの場合、団体信用生命保険により、ローン返済の必要はなくなります。でも、お母さんに家賃を継続して払うつもりだそうです。親の資産をアテにしない態度は立派ですが、相続税が課税強化の傾向にあります。今住んでいる家に家族が住み続けられるよう、打てる手は打っておきましょうね。  教育資金は、お子さん1人につき200万円を蓄え済み。高校卒業後への最低の備えはクリアできているので、ひと安心の段階です。今後の目標額は、進路と収入の見通しによって決めましょう。
4月から保育料負担がなくなるので、まずは月2万円積み増せそうです。それと同時に、夫が万一の場合に進学計画が崩れないように生命保険を強化してはいかがですか。夫の現在の保障は、普通死亡800万円、ガン死亡2800万円の契約。普通死亡保障をふやしたほうがよさそうです。  毎月の黒字分とボーナスの使い方の見直しも課題です。昨年の貯蓄純増額は子ども名義を除き50万円とか。もっと頑張れるのではありませんか。  普通預金が多いと気がゆるむので、夫名義でも定期預金をぜひ。投資商品の利用はまだ早いです。

【リビング福岡2013年02月02日号掲載】