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Q長男の小学校入学前に見直すべき点とは?
結婚7年目の主婦です。長男の小学校入学を前に、住宅ローンの軽減と子どもたちのための貯蓄の、どちらを優先させるのがよいかと悩みはじめ、家計簿クリニックに応募させていただきました。
3年前に新築でマイホームを購入しました。繰り上げ返済する予定でしたが、10年ほど乗っていた前の車が故障して、昨年の夏に新車(250万円)を購入することになり…。動きやすくなりましたが、貯蓄が大幅に減ってしまいました。
少ない収入ではないと思うのですが、住宅ローンや保育費が高いため、なかなか思うように貯まりません。  子どもたちが小学校に入学し、中学生になるまでに貯蓄をすべきか、住宅ローンを減らすべきか、迷っています。今後、できればもう1人子どもが欲しいと考えているので、今のうちに備えておきたいのです。
また、食費などの生活費にムダは見られますでしょうか? 保険に関しては、先日夫が独身時代から入っていた生命保険を見直したばかりですが、妥当な内容でしょうか?  ご指導をよろしくお願いします。
A 車関係費を家計簿に計上し、計画的に支払い準備を住宅ローンの繰り上げ返済に向けて、家計を引き締め貯蓄に努めましょう
毎月、住宅ローンの繰り上げ返済用に2万円、児童手当を子ども名義で同じく2万円、積み立てているのですね。ボーナス貯蓄も80万円。頑張りがみえます。  しかし、2年分の貯蓄相当額で、ドーンと新車購入とはびっくり! 3000 万円の住宅ローンを抱える家庭としては、かなり大胆な選択でした。  カーライフを満喫し、働き甲斐や家族の結束につながっていますか? そうであれば、新車購入は間違っていなかったといえます。
気になるのは、ガソリン代以外の車関係費が家計簿に見当たらない点。黒字をストックしたものから自動車税や自動車保険を払っているのかもしれませんが、車検費用も含め、計画的に支払い準備すべきです。  もうひとつの問題は、住宅ローンが変動金利である点。政府の物価目標が達成されると、ローン金利は上がります。金利上昇は返済額の増加につながるので、そのときに繰り上げ返済できるように、貯蓄に努めましょう。
なお、繰り上げ返済は優先課題ですが、100万円程度の貯蓄は手元に残して実行したほうが安心。児童手当を教育資金として積み立てている分も、繰り上げ返済に充当すべきではありません。  とにかく、家計を引き締めないことには、諸課題はクリアできません。食費は、購入した食材を使い切っているか、嗜好品や外食にお金を使いすぎていないかチェックを。雑費・レジャー費にもメスを入れてください。  生命保険は掛け捨て中心に変更したようです。夫婦とも医療保障が厚めですね。貯蓄重視でいくなら、重複部分のカットを視野に入れたほうがいいかもしれません。

【リビング福岡2013年01月26日号掲載】