> > 技ありの人間関係 > ネギと幸せ度
 
 
 
 
おもしろいと薦められ「日本一周歩数計の旅」(株式会社ユーメイト)を買った。歩いた距離を積み立てて行き先を楽しむ。目標は日本一周。何年かかるか分からないとあるが歩いてみよう。「三日坊主でもいい。10回繰り返せば1カ月」と恩師は言った。困った生活習慣病があるなら幸せの生活習慣もあるはずだ。歩く習慣は身体の健康の王道である。ある知人は手帳に毎日、感謝したことを10個書くと決めた。始めて1カ月、「いつも元気だね。パワーを分けてよ」とよく言われ、笑顔と感謝のセリフが増えたという。心には感謝の習慣が良いようだ。
正月に読んだ本「脳にいいことだけをやりなさい!」(マーシー・シャイモフ著、茂木健一郎訳、三笠書房)によると、脳の中には皆「幸せ度」が設定されている。その人の標準体重と同じで、いいこと悪いこと人生いろいろだけど結局その人の幸せ度に戻る。宝くじに当たった幸福感も重大事故での不幸感も1年すれば、その人固有の幸せ度になる。この幸せ度は習慣的な考え方や気持ち、使う言葉や行動によって変えられるとあった。
そうか、幸せな人とは幸せ度を、ささいなことへの感謝を習慣化した普段の幸せ度の高い人なのである。こんなことを考えながら、うどん店に行った。食べているとき、ふと「この割りばしのおかげでうどんを食べられる」と思ったら、お碗にも、ここまで運んでくれた足にも感謝できた。すると涙があふれそうになった。幸せ度のアップ。それとも欲張ってうどんが見えないほど入れたネギを食べたせいかな。