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Q自動積立を開始、今の貯め方で大丈夫?
結婚7年目の主婦です。毎月の家賃は借り上げ社宅のため、8割は夫の会社負担。自己負担分は給与から天引きされるので助かっていますが、主人の接待費などの急な出費や不景気のための減給などで毎月赤字…。それをボーナスで補填(ほてん)していたので、なかなか貯蓄ができませんでした。しかも、主人の通勤で車が必要になったため、昨年車を現金で購入し、貯蓄も使い切ってしまいました。
そこで、今年からパートを始め、同時に自動積立を開始しました。すると最近は、夫の接待も減り、減給も回復傾向にあり、ほんの少しずつですが貯める方向の家計になってきました。なるべく使わないようにと安易に給与口座のある銀行の自動積立を利用していますが、きちんと調べたほうが良かったのでは?と思っています。また、子どもの学資保険代わりにと10年払い終わりの夫の生命保険に入っていますが、十分なのか不安…。
いずれは、マイホームを…と考えていますが、転勤もあるので近い将来はむずかしいようです。このままの貯め方で大丈夫なのか、よきアドバイスをよろしくお願いします。
A 先取り式の自動積立は賢い選択、このまま継続を年間トータルで黒字になるように家計をコントロールしましょう
接待や通勤用の車の購入などで、家計が苦しくなってしまったようです。収入を維持向上させるための必要経費であれば、やむをえませんね。  そうした難局を乗り越えて、今では、月6万円も貯蓄ができる家計になってよかったです。黒字分を貯蓄に回すのでなく、先取り式に自動積立にしたのは、安易ではなく、賢い選択でした。
夫の口座では、公共料金もそこから払っているのでは? 季節によって、水道光熱費が変動して、赤字になったときには、定期預金を担保に、低利で自動貸付が利用できますよ。  その場合、普通預金残高がマイナス表示されるので、毎月きちんと記帳して、マイナスが出た翌月には家計を引き締めて、なるべく早く黒字に戻すことを誓ってください。
年間トータルで普通預金残高が黒字になるように家計をコントロールすれば、当初の計画どおり蓄財できるわけです。  妻のあなたも、ご自身の口座で自動積立しているのですよね。毎月、お金が貯まっていくと、働き甲斐が実感できてうれしいもの。ある程度の貯蓄額に達するまでは、この調子で貯めていきましょう。
より有利な運用法を考えるのは、50万円、あるいは100万円貯まってからで十分です。  将来の教育費を、お子さん名義の口座に、毎月預けているのも◎。成長したら、コツコツ貯めてきたことを話しながら、進路相談にのってあげるといいでしょう。  ボーナス払いの夫の保険は、詳細がわかりませんが、貯蓄性が高いタイプのようです。年に1度は解約返戻金や積立配当金を調べて、上手に役立ててください。

【リビング福岡2013年01月12日号掲載】