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今年もリビング北九州主催の講演会を11月6日に男女共同参画センター“ムーブ”で行う。このような忙しい時代、来ていただけるか不安で一杯である。私は大ホールに客5人、という経験をしたことがある。どうか多くの人に来ていただきたい。
 講演会の喜びは、聞いた人の素直な感想である。先日、去年に引き続き高齢者の学習会に招かれた。講演が終わり、代表のMさんに駅まで送ってもらった。80歳を超えても、ハンドルさばきはしっかりとされている。ニコニコ笑いながら言われた。「先生、去年より話がうまくなったね」。

嬉しかった。人間いくつになってもほめられると心底嬉しいものである。本当にうまくなったんだ!
   話をするときに心がけているのは、「たくさんの聞き手のいる場合でも、その中の一人を思って話をする」ことである。例えば、学期初めには目の前の学生の中に「学校を辞めたいなと思い悩んでいる一人の学生」をイメージする。その学生に向かって話をするのである。

一人を変えることができれば、ほかの人も共鳴して心は動く。このことは、ほかのいろいろな方面でも言えるようだ。昔の人は「一事が万事」と言った。部分は「一部」ではなく「全部」を代表しているのである。だから、異性を理解するのに多くの人と付き合う必要はない。
恋愛にあせっている学生には“一人の異性を初めてよく知ることによって、異性全体への認識も深まり、人生全体への展望が開ける”(神谷美恵子著「こころの旅」日本評論社)と諭している。私は妻のお陰で女性全体について悟ることは多かったし、今もそうだ。
「女性にはどのような過失があっても決していさめたりしないように。まして、争うことがあってはならない」。女性を尊重した日蓮が、男性信徒に与えた言葉だそうだ。  次の女子学生の自動車学校での体験は、女性と争った男性の結末をよく示している。
「私は初めての夜間教習でかなり緊張していた。その日は悪いことに雨も降っていた。ライトの反射で車線が見えない! 年配の怖い男の先生は『どこ走っとんか! ギアを入れんか』と怒鳴りまくった。私はパニック状態で『アッ! ギア変えんと。ギアギア…』と手を持っていくと、ギアを通り過ぎて、先生の太ももをさわってしまった。今まで怒鳴りまくっていた先生は急に静かになってしまった」
 この先生! ぜひ私の講演会に来てください。ともに語り合いたいな。