> > 学校から学ぶ子育て術 > ありがとうを増やそう
 
 
 
 

子どもたちに聞いた「あふれさせたい言葉」「1年後に言われたい言葉」の第1位は、どちらも「ありがとう」です。
 ある日のこと。男の子が女の子に、「職員室の掃除を手伝わせてくれて、ありがとう」と言っていました。

すぐに教室でその話をして、「今までの『ありがとう』とは少し違います。どこが違うのでしょう」と子どもたちに聞きました。
「今までは、自分が何かをしてもらってありがとうでした。だけど、自分が相手のために何かをして、自分からありがとうと言っています。今までとは逆です」といった意見が出ました。
「誰かに何かをしてあげて、『ありがとう』と言うのもすてきですね」とまとめました。  その後、教室の中に、今まで以上に「ありがとう」が増えてきました。子どもたちのかわいい笑顔とあたたかい感謝の気持ちが、教室の中にあふれてきました。
菊池省三さん
「授業成立プロジェクト九州青年塾」塾長。平成16年「第1回北九州すぐれた教育実践教員」表彰。著書「どの子も発言ができる授業づくり」(編者、学事出版)ほか