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「今月の言葉」という取り組みを教室でしています。毎月、一つの言葉を示し、その言葉を意識して生活しようという取り組みです。
 先月は、「価値ある無理をしよう」でした。主にコミュニケーションを必要とする場面で子どもたちと大切にしました。

具体的には、「常よりも少し大きな声であいさつをしよう」「常よりももう少しうなずくことを意識しよう」「常よりも笑顔を作って相手と会話しよう」「常よりももう少し説明の言葉を詳しくしよう」といった具合に事あるごとに話したのです。
そもそもコミュニケーションとは、相手を尊重することでしょう。自分中心ではなく、相手中心であるべきでしょう。このように考えると、「常よりも…」と「価値ある無理」をしなければいけないと考えたのです。
数週間が過ぎると、子どもたちの生活の中に「価値ある無理をしよう」がキーワードになってきました。教室の中が、少しやさしくなってきました。
菊池省三さん
「授業成立プロジェクト九州青年塾」塾長。平成16年「第1回北九州すぐれた教育実践教員」表彰。著書「どの子も発言ができる授業づくり」(編者、学事出版)ほか