例年冬になると流行する「ノロウイルス食中毒」。下痢やおう吐、腹痛、発熱が主な症状です。

ノロウイルス感染者の便や、おう吐物には多くのウイルスが含まれています。ノロウイルス食中毒の多くは、これらのウイルスが“手を介して”食品に付着することで起こります。
手のシワに入り込むほど小さく、10〜100個という少量で感染するノロウイルス。予防には丁寧な手洗いが重要です!

また、いつどこで手が汚染されるか分からないので、「長い時間をかけて1回だけ洗う」よりも、「こまめに洗う」方が効果的です。

 

まず、時計や指輪を外します。

洗い残しが多いのは、手の甲や指の間、手首、爪の間(イラスト参照)などです。石けんをよく泡立てて、特に意識して洗いましょう。

手洗いの後、アルコールスプレー等で消毒することも多いと思います。でも、アルコールは細菌には効果があっても、ノロウイルスに対する効果は十分ではありません。正しい手洗いで洗い流すことが最も大事です。
ノロウイルスは発症から2〜3日で快方に向かいますが、長い場合は1カ月程度、便にウイルスが含まれています。回復後しばらくは家族などへの二次感染が考えられるので、手洗いやトイレの消毒をしっかり行いましょう。