福岡市の犬猫殺処分数は減少傾向にありますが、いまだにゼロではなく、その多くが離乳前の子猫です。2〜3時間おきの哺乳や排泄の補助が必要なため、職員だけでは飼育が難しく、多くが殺処分となります。そこで1頭でも多く殺処分を減らすために始まったのが、「ミルクボランティア」制度(※)です。
※福岡市獣医師会(市獣)との共働事業

福岡市東部動物愛護管理センター「あにまるぽーと」に持ち込まれた離乳前の子猫は、「登録ボランティア」のもとで離乳する生後約2カ月頃まで育てられます。その後、「あにまるぽーと」と市獣の病院で飼育しながら新しい飼い主を探します。
ミルクボランティアは登録制で現在25組が登録中(2017年10月時点)。登録にはいくつかの要件がありますが、申し込み後、研修会受講、職員による飼育環境の確認などを経て登録完了です。 ☆11月に追加募集予定!
  • 必要な物資(ミルク・ケージなど)は全て支給または貸与されます
  • 市獣の病院での受診料等の費用負担はありません
  • 2〜3時間おきの哺乳や、排泄の補助などの世話が必要です
登録についての詳細は、「あにまるぽーと」(TEL 092・691・0131)に問い合わせを。
ミルクボランティアに育てられた猫は、初めての人でも育てやすいよう、下記の処置済みで譲渡されます。
  • ノミ・ダニ・内部寄生虫駆除
  • 混合ワクチン接種
  • マイクロチップ挿入
  • 譲渡後に6カ月齢で不妊去勢手術(市獣の病院で実施)
◆殺処分ゼロに向けて、私たちができること
福岡市は「殺処分ゼロ」を目指していますが、持ち込まれる猫がいる限り殺処分はなくなりません。親猫が近くにいる可能性も高いので、自分で保護出来ないのであれば、安易に手を出さないようにしましょう。

◆殺処分ゼロを達成するために必要なこと
・野良猫に無責任なエサやりをしない
・猫は屋内で飼育する
・不妊去勢手術の徹底 など

野良猫問題の解決が「殺処分ゼロ」につながります!