「冷蔵庫に入れたら安心」?
かつて食肉・外食産業、消費者を巻き込んだBSE(牛海綿状脳症)問題。2013年、検査対象等が見直されました。
BSEは牛の脳組織がスポンジ状になり死に至る病。人の病気との関連も取り沙汰され、問題となりました。

原因は…1990年代、感染牛の骨等を原料としたエサ(肉骨粉)が他の牛に与えられていたこと。このことが原因で世界に拡散することに。

日本では…これまでに日本では36頭の感染牛が発見されました。

日本と各国の対応…日本ではすぐ輸入制限や特定危険部位の除去、飼料規制など対策が始まりました。各国でも対策が行われ発生は激減しました。
1992年…世界で約3万7300頭→2012年には21頭
日本では2003年以降生まれた牛からBSEは確認されていません
 厚労省では対策開始10年を機に、対策全般の見直しを実施。中でも注目されたのが「牛の検査対象月齢の見直し」でした。 膨大な科学的調査を重ねた結果、検査対象月齢を48カ月齢超へ引き上げても安全上、問題ないという結果となりました。
これまでも、国は検査対象月齢を段階的に引き上げてきました。しかし消費者・市場に混乱を招く恐れがあり、どの自治体でも自主的に全頭検査を続けていました。

 今回の見直しで、私たちが食べている牛肉の多くが検査対象外となるなどの理由で、これまで自主的に全頭検査を実施していた全国の各自治体でも一斉に、対象月齢(48カ月齢超)の牛だけの検査を行うようになりました。
 ここで誤解したくないのが、BSE検査は数ある食肉検査の一部だということ。国内処理される牛は一頭一頭全て、食肉にふさわしいかを獣医師が厳密に検査しています。

※BSEの詳しい情報は厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/)へ