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季節の食卓

春の香りをたっぷり添えて!ふんわり「イワシのつみれ汁」

イワシのつみれ汁 イメージ

2月3日は節分、4日は立春です。現在は立春の前日をいいますが、節分は“季節が分かれるとき”という意味で年に4回ありました。節分の日は春を迎えるにあたって邪気や災難を払い、福善を願うもの。わが家でも一家の大黒柱の父がいった大豆をまき、年の数(または+1)だけ食べると一年病気にならないと言われて育ちました。

また、「鰯(いわし)の頭も信心から」ともいわれるイワシの頭を焼いてヒイラギの枝に刺し、家の入口に差す風習があります。これはイワシの頭の悪臭で邪気が家に入るのを防ぐ意味があり、鬼がとがったヒイラギの葉を嫌うことから「鬼の目突き」とも呼ばれるそうです。

今回は子どもも食べやすい「イワシのつみれ汁」を紹介します。卵を入れたつみれはふわふわ。ショウガ入りのだしで体も温まりますよ。

〈参考文献〉
・「子どもに伝えたい年中行事」 萌文書林編集部、萌文書林、 1998年

材料(約4人分)

  • イワシ 4匹(正味400g)
  • 大根 200g
  • セリ 1/2束
  • だし 6カップ
  • 酒 大さじ2
  • 塩 小さじ1/3
  • みりん 大さじ1
  • 薄口しょうゆ 大さじ1~2
  • 七味唐辛子 少々
  • [A]みそ 小さじ2、塩 小さじ1/3、おろしショウガ 小さじ2、片栗粉 大さじ2、卵 1つ

幾田淳子さん

作り方

  1. (1)イワシの頭を落とし、わたも落とすように腹を斜めに切る。わたを出して塩水で洗う。親指の腹を中骨に添わせ、尾に向かって滑らせるように身をはがす。尾の付け根で骨を折り、身を押さえながら頭に向かってはがすように取る。皮をはぎ、腹側の小骨もそぎ落とす
  2. (2)フードプロセッサーに(1)と[A]を加え、約10秒間、滑らかになるまでかくはんし、ボウルに移す
  3. (3)大根は3~4cmの短冊切りにする。セリはザク切り
  4. (4)鍋に大根とだしを入れて強火に。煮立ったらアクを取り、中火よりやや弱火で。柔らかくなったら、酒、塩、みりんを加えて強火に
  5. (5)(4)がフツフツしたら、しめらせたスプーンで(2)をすくって加える
  6. (6)つみれが浮いてきたら、味を見ながら薄口しょうゆとセリを加えてさっと煮、盛る。七味唐辛子をふる

★セリの代わりに三つ葉やネギでもOK。春の香りをたっぷりと。薄口しょうゆは好みで調節を。七味唐辛子は柚子胡椒にしても。