> > 季節の食卓 > 青梅の甘露煮

季節の食卓

入梅を食卓にしらせてくれる 甘酸っぱい「青梅の甘露煮」

青梅の甘露煮 イメージ

“入梅”とは、雑節の一つで、立春から135日目の6月11日ごろをさします。  梅雨は細い雨が降り続き、湿度が高く過ごしづらい時期。昔は、じめじめしがちなこの季節を、日本に古来から伝わる“くりや仕事”、今でいう台所仕事をして楽しんだそうです。

また、現在では、気象庁の「梅雨入り宣言」を梅雨入りの目安にしていますが、昔はこの入梅を梅雨入りと同義語として使っていたといわれています。

ちなみに、この時季降る雨を?梅雨?と書くのは、梅の実が熟する季節に降る雨という意味があるからだそう。今月は、梅雨入り前の甘酸っぱい青梅を使った保存食を試してみてはいかがでしょう。

〈参考文献〉
・「子どもに伝えたい年中行事・記念日」萌文書林編集部編 、萌文書林、1998年
・「年中行事・儀礼事典  東京美術選書 」川口謙二・池田孝・池田政弘著、東京美術、1997年

材料

  • 青梅500g
  • 砂糖400g
  • 水3カップ
  • 塩小さじ1/4
  • 水200cc
  • 水あめ小さじ1
  • こしあん(または粒あん)80g
  • 柏の葉6枚

幾田淳子さん

作り方

  1. (1)青梅は水で洗って水気を切ってから、竹串などでなり口の小枝をとる。さらに、梅全体を軽くつついてまんべんなく穴を開ける(10カ所程度)
  2. (2)ホウロウの鍋に青梅を並べ、水がかぶるくらいに注ぐ。弱火にかけ、50℃くらいに温まったら、静かに湯を捨てる。この作業を2~3回繰り返す(苦み・酸味を抜くため)
  3. (3)鍋に青梅、水3カップ、砂糖の約1/3を入れ、表面をガーゼで覆って火にかける。煮立つ直前に弱火にし、5分間煮てアクをすくう
  4. (4)ガーゼの上から残りの砂糖のうち半量をふりかけ、5分間弱火のまま煮る。残りの砂糖をすべてふり入れ、さらに5~6分間煮て火を止め、冷めるまでおく
  5. (5)冷めたらガーゼを取って、梅を保存容器に移し、煮汁をこして注ぐ。完全に冷ましてから、冷蔵庫で保存を

★瓶詰めして冷蔵庫に保管しておけば、約90日間は楽しめますよ。